シンデレラ

google先生に「ロシア 留学」で検索してもらうと、全検索結果の1,210,000中、なんと20件目にこのブログが入るようになりました! はてなダイアリーで書いてあるからというのもあるんでしょうが、こんな上位に…。なんか素直に嬉しいですね。これからも頑張ります、と言いたいとこですが、帰国したらもうこのブログを書くことはなくなるので残念です。それでも、最近は更新が途絶え気味だったこのブログ、最後まで書き抜く気力が出てきました。

さて、今日はバレエを観に行きました。モスクワ国立劇場ソ連クラシックバレエ団 Московский Государственный Театр Классического Балета СССРの公演。会場は、普段はチェーホフなどの演劇が催されるモスクワ芸術座 Московский Художественный Театрで行われました。演目はシンデレラ Золушка。プロコフィエフ С.Прокофьевの作曲です。


いつだかも書きましたが、バレエの公演は外国人(ロシア人以外)にも非常に人気。必ずと言っていいほど、一組は外国人を見る(というか、ロシア語以外で話してる)のですが、今回は珍しく日本人の集団を見ました。中年以上の方々に混じって、ロシア語のできるガイドさんがいることからおそらくツアーの模様。彼らのチケットをさりげなく見ましたが、なんと1000ルーブル(約4000円)! 僕のは一番安い300ルーブル(約1200円)のだというのに。ウラヤマスィ。


さて、公演はというと…


まず、会場がもとは演劇のための劇場であるため、楽団がいないのが辛い(ボリショイ劇場などバレエ・オペラ専門の劇場にはいます)。そのためスピーカーからの音楽になるのですが、音が割れたりとか、たまに雑音が入ってきたりするのが大きく気になりました。


ところで、この「シンデレラ」を作曲したプロコフィエフ、音楽はすごく面白いのですが、バレエの動きに合っているかと聞かれると首をかしげてしまいます。プロコフィエフのバレエは上級者向けなのでしょうか。それともただ単に自分に合わないだけなのでしょうか。


というわけで、終始、そんなことを考えながらバレエを観てしまいました。演出も王子がシンデレラを探して中国やどこかの北国を周ったりとか、意外性はあって良かったのですが。そして踊り手も良かったのですが。


そして、バレエをモスクワで観るのももう少しで終わりだなぁ…としみじみ思いながら、まだ多少明るい中、モスクワの雨に打たれて帰宅しました。