トレチャコフ美術館

みちのく銀行へ行ったついでに、暇だったので近くにあるトレチャコフ美術館(旧館)Государственная Третьяковская галереяへ行ってきました。学割で100ルーブル(約400円)。ロシア美術専門の美術館で、所蔵数は何気に世界トップクラスです。

4ヶ月くらい前にも一回行っているので、特に何か目新しいものを求めたわけではありません。そして、興味を持ったもののみじっくり鑑賞というスタンスをとりました。それでも、今日は今日で以前とは違った見方ができるようになったかと思います。以前来た際は「面白くなかった」と感想を書いた記憶がありますが、今はロシア語、ロシアの文化や社会、歴史について少しは実地で勉強した成果か、そこそこ楽しむことができました。

それでも、見ていてもわからないことが沢山…。絵は感じるものではあるけれど、ロシア語専攻にいるからにはそういう感覚じゃない、ロシアの美術の知識も磨く必要があるなと実感しました。


ここの売店では、美術館そしてロシア美術を概説した本が手に入ります。それも、ロシア語だけでなく英語やフランス語、ドイツ語、イタリア語、そして日本語で。帰りがけ、その本を買って帰りました。もちろん日本語です。ロシア語ではないのは、ただ単純に情報の入手が目的だから。ロシア語で読めるのが理想ですけどね、やっぱり母国語に比べたら時間がかかってしまうので。この本をじっくり読み込んで、またこの美術館に来たいと思います。