桜の園

その夜、劇場へ。У Никитских Воротという劇場、チェーホフА.П.Чеховの桜の園Вишневый сад。150ルーブル(約600円)。

劇場は、とても小さい規模。観客はたぶん100人も入りませんし、舞台も今まで見た中で一番小さいです。奥行きが多少あるだけで、ホントに狭い。


それでも、正統的な演技とは違う、クセのある?芝居を楽しめました。アドリブがさりげなく利いていたり、小さい仕草にクスッとさせられたり。演出が特に秀でていたと思います。


ただ、小さい劇場だから俳優の数が少ないのか、ミスキャスト? ていう点も見られました。この人、原作のキャラのイメージに、ちょっと合わないんじゃないかと思われる点が気になりました。まぁ、原作のキャラのイメージなんて人それぞれ微妙に異なっていても不思議ではないのですが、その点が最後までひっかかっていました。


ただ、昼間に博物館に行って疲れたというのもあり、終盤はかなり眠い目をこすってなんとか観ていました。疲れた。。