さようならフランス人、こんにちはモンゴル人

今日は、クラスメートのフランス人の最後の授業です。アジア人が主体のこのクラスで唯一の、ヨーロッパ人でした。彼はフランスでは警察に勤めていて、ロシアへは1ヶ月だけ来てたのです。
彼もロシア文学が好きなようで、しばしば話が盛り上がったりもしました。それに、授業態度もまじめ。
そんな彼がいなくなってしまう。寂しい限りです。

そんな感傷に浸っていて帰宅すると、部屋には見知らぬ荷物。
どうやら、早速新しいルームメイトがやってきたようです。
誰だろう?その新しい隣人と会ってみると。。。なんと彼はモンゴル人。ロシアに来てからいろんな国の人と会ってきましたが、モンゴル人は初めて。予想だにしてませんでした。でも、ロシア語と同じく、モンゴル語でもキリル文字で表記することがあるので、モンゴル系の人が多くてもぜんぜん不思議ではありませんね。
彼はまだ18歳。そのためか、お父さんが引越しの手伝いに来ていました。というか、ほとんどお父さんがやって、会話もほとんどお父さんと。子供の方はロシア語が苦手なみたいで、親父さんの方はロシア語はペラペラです。
今日のところは、彼らはホテルに泊まるとのこと。荷物の搬入が終わると、戻ってしまいました。
彼とはうまくやっていきたいものです。

と、ここまではいいんですが。彼らが去った後、部屋のブザーが鳴りました。
ドアを開けると、そこには見知らぬアジア系の男女二人。誰だ?
「僕らは台湾から来ました。この女性は私の恋人です。」
うん、で、あなたがたは?
「僕は今そちらに来たモンゴル人の男の子の、元ルームメイトです。」
ああ、同じ寮だったんだね、彼は。ジョーみたく、部屋だけ替えたというわけね。
「気をつけてください。彼は夜中に大音量で音楽を聴いて、その後は電気をつけたままでずっと携帯をいじるんです寝るのは3時か4時くらいです。」
僕の留学は来年の6月までまだまだ続くorz