ひきこもり

ヒトラーの誕生日です。部屋にこもっています。

彼の誕生日とネオナチ活動を単純に結びつけるつもりはありませんが、サンクトペテルブルグにおける今年の外国人襲撃事件を扱った記事があったので載せておきます。

外国人を襲撃、今年13人死傷 人種的偏見で続発 ペテルブルク(北海道新聞)→こちら

サンクトペテルブルグではここ数年でこういった過激派の活動が特に盛んになってきているようです。


もちろんモスクワでもこういった事件は起きているわけですが、街の雰囲気事態はここ数年でだいぶ落ち着いてきたそうです。数字とかでは表せませんが、何年か滞在している人たちがおおよそ口を揃えて言っているのでおそらくそうなのでしょう。その代わり、ペテルブルグで雰囲気が悪くなり、犯罪も増えてきているらしい、と。


僕自身も、モスクワに住みサンクトペテルブルグにも旅行して感じたのが、ぺテルの方が、なんか怖いな、というイメージ。地下鉄や街で、モスクワにいる時よりも、すっごくじろじろ見られた覚えがあります。あくまで感覚ですが。


しかし、同じロシアの大都市なのに、こうも差が出てきているのでしょうか。


個人的な考えでは、地理的、民族的な面。モスクワよりもペテルブルグの方がヨーロッパに近い、という、その一点がけっこう大きいんじゃないか、と思っています。つまり、欧州に近いペテルブルグはモスクワよりも白人の比率が高いと考えられないでしょうか…。実際に行ってみても、白人がやたらと多いと感じました。そのため、白人オンリーという仲間意識、単一民族意識を形成しやすい環境がつくられ、非白人を排斥するムードが過激派の間で高まっているのではないでしょうか。


あと考えられるのは、経済的な格差でしょうか…? これについても理由が考えられるので書こうかと思いましたが、憶測の域を出ないのでここまでにしておきます。