白鳥の湖

8日からの日記を更新しました。
今日はモスクワバレエ団 Балет Москва、「白鳥の湖 Лебединое Озеро」を観に行きました。友人に「お友達価格」で招待してもらいました。
行き帰り、先日あんなことがあったから、おっかなびっくり、というか周りに気を遣ってきました。
ここは、楽団もなく、セットも質素。ボリショイ劇場クレムリンのバレエとは規模も違います。でも、今まで「白鳥の湖」はいろいろ観てきましたが、その中でも今回は「キレイなバレエ」を魅せてくれた、貴重なバレエ団と思います。
何がキレイかと言うと、特に群舞。特に第一幕二場と、第二幕四場、ヒロインの白鳥以外にも白鳥が出てくるシーン。動きが、本当にキレイにそろっていました。10人以上いる白鳥役のバレリーナの動きが、ほぼ統一されている…。すっごくキレイです。他の劇場では、意外とそういう所にはあまり気を遣ってない様子ですが、素人目の僕の目から見ると、いくら演技が上手くとも、動きがそろっていた方が、上手く、キレイに見えると思います。そういった意味で、今回はそういったバレエを見せてもらったと思います。
因みに、今回は前の方の席だったので、バレリーナの動きや表情がよくわかりました。主人公のオデット役の女性は鎖骨付近が骨ばっていて、やせ過ぎか年齢がいっているんだとわかりましたし、相手役のジークフリート王子も息が切れることが頻繁。また、やっぱバレリーナの人はスタイルいいですね。男性も女性も。それでいて、女性は細やかな動きを、男性は女性を軽々と持ち上げる力強さを備えている…。素晴らしい。