バレエ 真紅の帆

今日は、サツ記念子供音楽劇場Детский Музыкальный Театр имени.Н.И.Сацへ行き、バレエ「真紅の帆Алые паруса」を観ました。200ルーブル(約800円)。

いつもはバレエを観る前は、そのあらすじをネットで拾って予習するのですが、この「真紅の帆」は、どこを探してもあらすじを書いてあるサイトが見つかりませんでした。「真紅の帆」というのも僕がつけた便宜的な題。正式な邦題もわかりませんし。どなたかご存知ではありませんか?


まぁしょうがないな、と思って席に座ります。今回の席は、なんと1階席の最前列、しかも中央。ステージの上のバレエを迫力満点に楽しむにはこれ以上ない席です。楽団が近すぎて、やや音がやかましくなるという欠点はありますが、こんな席は初めてなのでドキドキです。


さて公演ですが、どんな話が繰り広げられているのか、サパーリでした。パンフにあらすじは書いてはありましたが、ちゃんと目を通す暇もなく。


それでも、バレリーナたちの躍動する身体の迫力は十二分。…というか、目の前だと、回転とか失敗しないだろうか、などと余計な心配をなぜかしてしまいます。


また、今回近くで観て実感したのが、バレリーナたちは身体だけでなく顔の表情でも踊っていること。非言語で物語を伝える芸術のため、そういう点もしっかりやらなくてはいけないんですね。


よく考えたら、言語で言いたいことが伝わるって、すごいことですよね。もちろん100%ではないでしょうが。でも、これを読んでいるあなたも、僕が言いたいことはおおよそわかってくれるでしょう、僕がしっかり書いていれば…。この話、長くなりそうなのでまた今度。