ロシアメディアは日本をどう見てるか①

ここロシアにいても、日本の情報はある程度入ってきます。インターネットを活用する以外にも、ロシアの新聞やテレビなどでもたまに日本に関するニュースが報道されたりして、ちょっと面白いです。と言うのは、やはり外国のメディアであるから、日本とは違った視点だから。そんな愛らしい日本に関する報道や情報を、3回くらいにわけてお伝えしたいと思います。

今回は、先週、日本でも大きく報道されたサーヤ紀宮さま)の結婚。皇室規範の規定により、皇族の地位から脱した紀宮さまですが、そんな彼女のことについて、ここロシアのメディアでは大きく報道されました。

日本のメディアは、特に皇室に関する報道はかなり気を遣っていると思うのですが、こちらの新聞では少し距離を置いた、言葉を変えれば遠慮なく書いたりしています。
まずは、一面トップでご成婚を報道したイズベスチヤ紙。確か結構お堅い新聞だと思うのですが、その見出しに書かれているのは「逆シンデレラ」。庶民からお姫様ではなく、お姫様から庶民。言い得て妙ですね。
次は、新聞の名前は忘れちゃったのですがモスクワの新聞。「王家の崩壊?」と見出しに書かれたこの記事。紀宮様の持参金がおよそ1億5000万円など、どこから知ったのかかなり詳しく載ってるのですが、その中にはこんな一口話もありました。

車の運転やお店での買い物の仕方など、「花嫁修業」をするプリンセス。掃除を教えてもらっているとき、先生はプリンセスにこう言った。
「その皿を棚に置いて下さい」
プリンセスはこう答えた。
「『棚』ってなんですか?」

吹きましたw
まあ、ロシア人はこういうの大好きだから、自分で考えたという可能性もありますが。。。でも、日本の新聞もこれくらいやったら、発行部数は伸びると思いますが、いかがでしょうか。