オペラ?

18時から、N.I.サツ記念子供劇場Государственный Академический Детский Музыкальный Театр им.Н.И.Сацへ行ってきました。演目は、プーシキンА.С.Пушкин原作、チャイコフスキーП.Чайковский作曲の、「エフゲニー・オネーギンЕвгений Онегин」です。
「子供劇場」というくらいですから、客層は日本でいう中高生くらいが中心でした。開演前は、子供たちの話し声でかなりにぎやかに。(ロシア人女性は、それくらいの年齢でもみんなスタイルいいですね。出るトコは出て、引っ込むトコは引っ込んで。いいですね。まじまじと見てしまいます

この「エフゲニー・オネーギン」という作品は、ロシアにおける近代文学の全ての手本となった作品です。
それまでは美男美女、善男善女のみが小説の主人公になりえましたが、この作品でプーシキンはそのような「お約束」を取っ払うことに成功しました。貴族ではあるが、「何も信じられない」という、「余計者」の主人公プーシキン。容姿は平凡だが、文学を愛し高い教養を備えた貴族の娘タチヤーナ。その二つのタイプが、ロシア文学に彗星のごとく現れたのです。

今回の感想としては、「ロシア語ってきれいだな」。
あらすじは完全にわかっていたので、ただぼぉ〜っと見てる(聞いてる)だけでした。ただもう、歌と演奏と舞台の流れに身を任せてました。
オペラを見に行く際は、予習は不可欠です。オペラでのロシア語は、音の響きを重視しているためほとんど聞き取れない。日本でオペラを見た際は、一番重要なシーンで眠っていましたwもったいない。