プーシキン美術館

まずは午前中。クレムリン近くにある、プーシキン記念美術館Государственный Музей Изобразительных Искусств Имени А.С.Пушкинаに行ってみました!本当は、天気が良かったのでクレムリンに行こうかなと思ってたのですが、なんとなくこちらに来てしまいました。
こうやってフラッと立ち寄れるのも、入場料の安さのおかげ。なんと、学割で60ルーブル(約240円)です。このくらいの値段なら、何回かにわけてたずねても大丈夫です。日本は学割でも1000円くらいしますから、気軽に足を運ぶことはできません。
さて、この美術館。絵画を収める器たる建物から、美しいです。まるでギリシャの神殿のような荘厳な雰囲気。円柱を並べ、壁には様々な彫刻があしらわれており、古代ギリシャの香りがただよいます。
展示してある作品は、ドイツやベルギー、フランスなどの西洋の作品。ロシアの作品はほとんどありませんが、西洋美術ならこの美術館にいけば、あらゆるジャンル・時代の作品がたいていはそろいます。
中でも、モネの「草原の昼食」など有名どころが注目すべき点でしょう。サンクト・ペテルブルグのエルミタージュ美術館や、フランスのルーブル美術館にもひけをとらないのではないでしょうか。
また、彫刻の数も多いです。ほとんどが模造品だそうですが、人間の身体の力強さを感じるには充分な数でしょう。
帰り際の午後、多くの中学生くらいのガキどもお子様たちが来て、とてもかましにぎやかになりました。この美術館はもともと教育目的で設立されたそうですから、まあ自然な光景ですね。