ロシア留学を振り返って①

6月、最後の月。20日後に帰国です!! まぁ、試験も一応合格し、あとは準備をして日本に帰るだけです。あ、あとフィンランドを旅行してから、か。

ロシアに来て9ヶ月強。いろいろ反省点が見えてきました。ちょっと早いけど、帰国ムードを醸し出すために書きたいと思います。


どんな点を反省しているか? 今日は人付き合い篇。


人付き合い…。別に不満があるわけではありませんが、もっと積極的になっても良かったな、と思っています。良く言えばムリしなかった。悪く言えば、消極的。


「ムリして友人を作らない」というのが方針、そして生まれ持った性格。ロシア生活においても踏襲していました。そんな自分でも、多くの友人に恵まれ、今日まで生き抜いています。それでも、もうちょっと踏み込んで付き合っていればなぁ、と振り返ることは少なくありません。人付き合いが積極的なことが絶対正しいとは思いませんが、人との交流で得られるものは少なくないでしょう。


とても積極的に、特に外国人の友人を作っている友人がいます。「彼のようにたくさん友人を作るのは、自分だったらすごく頑張らなきゃいけないな」と思い、一人でせっせと劇場や博物館に行ってても、特に気にはしてませんでした。でも、今思えばちょっともったいなかったかもしれませんね。「一緒にバレエを観にいこうよ!」と気軽に声をかければ、同性・異性問わず、もっと友人もできていたかもしれません。(もし仮に人生が終わった後にブログを書くとしても、「生前は人付き合いが消極的云々」同じように書いてそう)。


(もちろん、モスクワで出会った友人は、国籍が違うことはもちろん、日本人でも、違う大学、違う年代、違う経歴…。全く違う環境にいた人間が、「ロシア」という、たった一つの、ただそれだけの共通点で(しかしなんと大きな共通点だろう!)知り合ったことは、人の縁って本当に面白いな、と思っています。マジ飽きねーわ、人生。)


逆に、単独行動が多かったゆえに、たくさんモスクワを歩いた! この点は自信を持って言えます。


一人で街を歩き、博物館を覗く。疲れたらアイス買ってベンチに座って休憩。夜は劇場鑑賞。本当にマイペースでできたと思います。逆に、単独行動が多かったからこそ、モスクワのいろいろなところに足を運んだ、とも言えます。テストも終わったことですし、僕のモスクワ散策は続きます。


とまぁ、これが反省第一弾。湿っぽいひとり言は以下続刊予定。