くるみ割り人形

今日は、ボリショイ劇場Большой Театрにて、くるみ割り人形Щелкунчикを観に行きました。学割で20ルーブル(約80円)。

この公演は、以前にも観に行ったことがあります。それでも、いろいろ楽しむことができました。微妙に演出が違っていたり、タイミングとかが違っていたり。


まぁそれはさておき、今日はなかなか素敵な出会いがありました。開演前に中で待っていたら、とってもキレイオシャレでスタイルのいいお姉さんたち4人ほど、近くにやってきました。日本語を話しているので、日本人です。


僕も日本人の友人と来ていたので、僕らも日本語を話していたわけですが、それに気づいたその中の一人の女性が、話しかけてきました。


話を聞くと、彼女たちはモスクワのあるバレエ学校の生徒さんで、今日は友人が公演に出るのでそれを観に来た、とのこと。バレエを観に行くと必ずと言っていいほど、僕以外にも日本人がいるわけですが、バレリーナの方に会うというケースは初めてです。ちなみに、その中で一番長くモスクワに滞在している人は、3年だそうです。他の人は、1年とか滞在。


さて、もっと話を聞くと、もっと驚いたことがありました。それは、年齢。先ほど書いた、モスクワ滞在3年だという女性は、なんと18歳!つまり、バレエを勉強するため、中学を卒業してすぐにロシアに来た、ということです。僕より年上のお姉さんかと思っていましたが、むしろ3歳も年下なんですね…。相当、驚きました。で、1年とかいる人は、16歳とか17歳とか…。やべぇ、俺おじさんだ、と思ってしまいます。


もう会うことはないでしょうが、彼女たちの目標が願うように、いちバレエファンとして応援する限りです。そして、可能ならば、ぜひ舞台での活躍を観てみたいと思っています。