プーチン大統領

11日からの日記をアップしました。

ヤフーのニューストピックから、3点のニュースを。
北方領土問題で強硬姿勢」(こちら)と「サハリン2負担増嫌う?」(こちら)と「財界トップ100人が同行」(こちら)。

5年ぶりのプーチン大統領の訪問ということで、特に日本にとっては北方領土の帰属が注目の的になるでしょうが、ロシア側としては経済協力に主眼を置いた訪日のようですね。100人のトップを同行とか、すごい気合ですし。また、その際、日本は経済協力をちらつかせて北方領土を、と交渉することが予想されますが、プライドの高いロシアにその論理が通用するとは思えません。現在、世界的な原油価格の高騰で、一部のロシアの階層は「潤っている」のですから。少しづつ国力が増してきた中、わざわざ日本に譲歩することもないでしょう。

今回のプーチン大統領の訪日で期待できる点は、サハリン資源開発による、新たな日ロ関係チャンネルの構築でしょう。サハリン開発に関しては日本にとっても新たな石油資源の確保先という非常に大きな意義があるので、決して無視できないファクターとなるのは間違いないでしょう。また、日本がこの計画に大きな関心を寄せずにいられないもう一つの理由は、開発中の事故(例えば、油の海上流出)が直接、日本(特に北海道)に影響しうるという点です。これは経済だけでなく人道的にも甚大な被害を与えうるものなので、日本としてもサハリン開発に重点を置いた会談にするべきなのではないでしょうか。
また、個人的に一番気になる点は、プーチン大統領次女も一緒に来日するかどうか、そして彼女の日本語はどのくらいか、に尽きます。
参考 こちら