ほんのいえ へ

その後、アルバート通りにある「ほんのいえ」Дом Книгиという、めちゃくちゃデカい本屋へ行ってきました。いえ というくらいですから、その名に恥じぬ品揃え。日本の都心の書店のような広さです。
ロシア語の参考書を買いにきたのですが、語学コーナーで特に目をひいたのは、英語ではなくフランス語の教本の充実さ。明らかに、日本のよりも品揃えがあります。ひとつの棚がヴァーンとぜーんぶフランス語の参考書。まあ、ロシアは伝統的にフランスへの憧れが強いですから不思議ではありません。ロシア文学でも、フランス語を話す=教養ある、地位の高い人物、と相場が決まってますから。
あと見たのは、「ロシア人」向けの「日本語」参考書。カタイところはありますが、意外とちゃんとした文章で驚きました。でも、普段は絶対使わない言葉も満載で面白いです。「刀」とか「技師」とか。しかも、僕でも意味のわからないような、いわゆる雅語もふんだんです。日本語の新たな一面を見た思いです。